『恐れることはない…「大丈夫だよ…」と自分に言い聞かせてあげることだ。
嵐が去る様に必ず恐れも去って行く…』山あり、谷ありの人生である。頂上まで登りつめた後は下山が待っている…登るのも大変だが、下るのも、これまた何が起るか分からないのである。一流の登山者は、「山頂まで登り、無事に我が家に辿り着いてお茶の一杯を飲むまでは、登山は成功したとは言えない…」と語っている。生きることは挑戦することであり、生活することは試練や難題を乗り越えて行くことでもある。「もう駄目だ…」と思えば、全てが駄目に思えてしまうものである。「どうにでもなれ…」と開き直る大胆な気持も忘れてはならない。たとえ仕事が無くなり、お金が無くなったとしても、あなたが存在し、周りに尊い仲間たちがいることを覚えることだ。「愛はお金で買える…」と思い込んでいる者は、金があっても本当の愛を買うことができない事を知ることである。何も彼もが無くなっても、愛だけは何時もあることを忘れない様に…只、愚かな人間は、その当り前のことに気づけないでいるだけである。THE BIBLEには、「大いなる方はあなたの心に永遠の思いを与え…また、永遠の愛をもってあなたを包んでいる…」とある。魂のロッカーJESUSは、決してあなたを見捨ててひとりにはしないと約束してくれている…物事が上手く行っている時よりも、実は上手く行っていない時の方が人は本質に気づくことができる。試練にあった時に、それをこの上もない喜びと思うことができるのは、ピンチなる試練が己にとって、もう一皮、また二皮むけた人間味ある者に変えられるありがたいチャンス故に喜べるのである。歳を取ると無理したことが3日、また4日後に肩凝りとなって現れるものだ。また、その逆の出来事が、苦しみに対しても時空を越えて、その苦しみを乗り越えた時の感激が映画の予告編の様に己の脳裏に写し出されて、「大丈夫…必ず乗り越えられる…」という安心感が、試練の中にいる己の心に訪れるのである。「信仰は望んでいる事がらを