『MERRY CHRISTMAS(メリークリスマス)』
『おとぎ話ではなく、また作り話でもない…クリスマス、すなわちジーザスのあなたへの愛は本当の話』今年もCHRISTMASがやって来た。店にはクリスマスツリーが飾られ、街角にはクリスマスソングが流れている…きらびやかなイルミネーションに心は踊り、時空を越えて、しばし、人は夢みるものとなる…生きていれば、ムードにひたることも必要である。されど、一体どれだけの人が本当の意味でのクリスマス・スピリットを味わっているのだろうか…バーゲンセールにショートケーキ、また、楽しい雰囲気の中で飲み食いをしてパーティーをすることもある者にとってのクリスマスの過ごし方である。本来、クリスマスは、超自然的なスピリチュアルな出来事であった。
天使ガブリエルが処女マリヤに、「幸いな恵まれた女よ…あなたは聖霊によって世の救い主を身ごもっている…あなたは男の子を産みます。その子を
『イエス』と名づけなさい…」と告知されることから始まり、そんな嘘の様な話をマリヤから聞かされた婚約者であり、夫となるべきヨセフは、納得できずに悩み、このことを思い巡らしているときに天使が夢に現れて、「恐れないで、マリヤを妻として迎えなさい…」と慰めを受ける神秘的な体験をするのである。また、遠い東の国の博士(天文学者)たちは、今迄に見たこともない夜空に輝くひとつの星に魅了され、また、導かれて、マリヤのそばにいるJESUSのもとへとやって来たのだ…更に、荒野で野宿している牧人(まきびと)たちのところに万軍の天使たちがあらわれ、「今日ダビデのまちに救い主がお生まれになりました…」と「クリスマス」の喜びを告げ知らせたあと、牧人たちは喜びいさんでベツレヘムのかいばおけに寝かされているJESUSのもとへと向かって行った…とTHE BIBLEは語っている。クリスマスは単純で素朴な婚約をしている若いカップルに…また、勉学に励む研究熱心な学者のエリートに…そして、逞しく荒野で地道に働く牧者たちをおどろかせ、魅了し、常識では考えられないスピリチュアリティーに富んだ感動体験をもたらしたのだ。ジーザスを誕生させるクリスマスの日に宿を求めるマリヤに宿屋は、「部屋は空いていません…」と扉を閉ざして終うのである。それ故にJESUSは馬小屋で生まれたのだ。クリスマスの日、「部屋はありません…」と宿屋は答えたがあなたはどうだろう…馬小屋よりも汚いわたしの心かもしれませんが…どうぞお